【日商簿記3級】分からない支払利息と未払利息の勘定記入問題について。どうやって理解し、解いていくのか掘り下げて考えてみた。

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もう間も無く、日商簿記3級検定の日が

近づいている訳ですが利息の勘定記入の

問題が訳分からないので自分なりに考え方や

解き方を頑張って理解してみる事にしました。

みなさま、こんばんは!!

ヤスフサ(@yasuhusa4)です(^ ^)

 

私が挫折した問題はこちらです。

 

初めてこの問題を見た時は何を言っているのか

全くもって理解できませんでした・・・。

 

今は解説を見たりYouTubeを見たりして何となく

理解できるようになってきました。

 

せっかくなので、この問題で理解を深めながら

復習を踏まえてやっていきたいと思います。

 

この手の前払いや、後払いに関する問題が出た時は

下記の様に時系列で表すと分かりやすいです。

 

そして仕訳をすると、とても簡単に解けます。

 

1、「当期の期首で、未払利息勘定の前期繰越に関する記入が行われている。」

 

前期の繰越分は、図で見ると7/1〜3/31まで

の9ヶ月分である事が分かります。

 

9ヶ月分の利息は1,000,000×2.4%で1年分を

算出すると年間24,000÷12でひと月分が2,000

なので2,000×9=18,000が前期繰越分となる。

 

前期の決算時の仕訳をイメージすればすぐに

答えは導き出されますね。

 

支払利息 18,000 /  未払利息 18,000

(費用)     (負債)

となるので1番の仕訳はこちらになります。

 

2、「当期の期首で未払利息勘定から支払利息勘定に再振替仕訳が行われている。」

 

これは簡単ですね!再振替仕訳をするだけなので

貸借を逆にすれば完了です。

 

未払利息   18,000 / 支払利息   18,000

 

これで2番の仕訳は終了です。

3、「当期の6/30に利息の支払を完了した。」

 

利息の支払いは毎年6/30に1年分の後払い

(当座預金口座から振替)とあります。

 

1年分の利息は1番の問題で分かっていますので

24,000を当座預金口座から支払った。

という仕訳になります。

 

支払利息 24,000 / 当座預金 24,000

となり3番の仕訳も完了です。

 

4、「当期の決算において支払利息の未払計上を行った。」

 

3番の段階で6/30までの利息の支払いは完了

しているので、7/1〜3/31までの9ヶ月分が

当期の未払分の利息という事が分かります。

 

金額に関しては1番で分かっていますので

あとは仕訳をするだけになります。

 

支払利息 18,000 / 未払利息 18,000

これで4番の仕訳も完了です。

5、「当期の決算において、支払利息勘定の残高を損益勘定に振り替えた。」

 

損益勘定の振替は費用・収益の勘定残高を0にする

ので今回の場合だと支払利息(費用)を0にしたい

ので支払利息(費用)が貸方に移動して借方には

損益が入る事によって勘定残高は0になりますね。

 

よって

損益 24,000 / 支払利息 24,000

 

これで5番の仕訳も完了になります。

6、「当期の決算において、未払利息勘定の次期繰越額を記入し、勘定を締め切った。」

 

当期の未払分は18,000と分かっていますので

そのまま解答用紙に(3/31)〔次期繰越〕

(18,000)と記入すれば完了です。

 

あとは1番〜5番の仕訳を元に解答用紙に

転記していけば終了になります。

 

転記の際に気をつける事は、仕訳した内容を

そのまま写すのではなく、相手側の勘定科目

記入するという約束事がありますので、その点を

意識しながら転記の時は気をつけましょう!

 

 

いかがでしたでしょうか?

自分なりに分かりやすく説明してみました。

 

まだまだ分からない事だらけですが試験本番まで

1ヶ月切っておりますので気を引き締めて

頑張っていきたいと思います。

 

試験受けられる方は共に合格できます様に。

試算表・精算表に関する記事

www.yasuhusa-cool.com

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以上

ヤスフサ(@yasuhusa4)でした。

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