本当にリアルタイムに昨日
僕が寿司屋の店長をしていた時の
スタッフから一通のLINEが来ました。
その子は、今年の4月から美容師の卵
としてお店に勤め始めましたが「辞めたい。」
と連絡が入りました。
少しばかり人生の先輩である私から後輩に向け
送った言葉、想いをまとめました。
もし同じ境遇にいらっしゃる方がいましたら
参考になれば幸いです。
仕事が作業になってしまっているから辞めたい。
美容師に晴れてなったT君は、日々シャンプーや
掃除を担当する事が多いという。
出勤して退勤まで、お客様の髪を切る事は無い。
シャンプーばかりの毎日を繰り返しています。
そこでT君は、同じことの繰り返しの日々が
ただ作業しているだけと感じてしまい「辞めたい」
となってしまったようです。
僕は相談を受けて、彼にこう伝えました。
「それはT君の考え方次第で変わるよ?」と。
髪を切れるようになるまでは続けるつもりなんですが、
今仕事がただの作業に感じてしまっていて、、、。
それは、Tの考え方次第で変わるよ?
俺と仕事してた頃を思い出してみな。毎日注文を受けて寿司を作るのは
俺たちからすれば当たり前のこと。
毎日永遠に同じことをひたすら繰り返してる。
でもお客様からしたらどうかなぁ?俺らが当たり前の日常でもお客様からしたら子供のお祝いかもしれないし、出産祝いかもしれない。
結婚記念日かもしれない。俺らが毎日当たり前に営業してる裏で
実はお客様からしたら特別な一回の食事なんだよな。
美容師も俺は同じだと思うよ?
彼氏とデートする為にキレイになろうと来てるかもしれないし
女の子に告白する為にカッコ良くしようと来てるかもしれない。
同窓会があってびっくりさせようと来てるかもしれない。
そんなお客様の特別な時間の手伝いが出来るのって最高じゃね?
ちょっと考え方変えると見える世界が変わってくるぜ? Tよ。
このLINEを見て、T君は泣きながら
「店長、俺頑張ってみます!」といって返事をくれました。
恐らく今日の営業は今までと違う想いで
仕事しているのではないかなぁと思います。
単調に仕事をこなす事が仕事ではない。
マメハルさんによるイラストACからのイラスト
お寿司屋さんで言えば洗い物だったり
美容師さんならシャンプーかもしれない。
初めに覚える仕事は、さほど難しいものではないと
思うかもしれないが奥はとても深い。
洗い物は、お客様が召し上がる際に使用する器。
ほんの少しでも汚れが残っていたらどうだろう?
特別な1日を台無しにしかねない。
シャンプーなら直接肌と肌が触れる仕事。
心が通っていなければお客様にダイレクトに
伝わってしまうかもしれない。
どんな仕事にも、それを使う相手がいる!
という事は絶対に忘れてはいけないと思う。
そこには心が通っていなければ、いずれ崩れて
無くなってしまうかもしれない。
それだけどんな仕事にも想いを吹き込む
作業はとても大切になると感じます。
僕自身も、しっかりと想いを乗せて
ブログを書きながら本職の方も心を通わせ
営業していきたいと思います。
以上
ヤスフサ(@yasuhusa4)でした。